「収入保障保険」と「所得補償保険」と「就業不能保障保険」は何が違うの?

就業不能関連保険
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収入保障保険とは?

収入保障保険とは、主に家賃を支える主裁者が死亡または高度な障害により働けなくなった場合に、選定した期間の間、定額の保険金が持続的に支払われる保険である。

この保険は家族の生活費や教育費の確保を目的としており、最初に定めた保険期間の終盤に向けて保険金額が減少していくのが特徴である。たとえば、20歳の子どもが学校を終えるであろう期間を保険期間として設定した場合、子どもの自立に合わせて保険金額が減り、保険料を抑えられる利点がある。

所得補償保険とは?

所得補償保険とは、病気やけがなどにより働けなくなった場合に、その間の所得の減少分を補償する保険である。

この保険は、病気や障害による一時的な就業不能が発生したときに、日額または月額の保険金を付与することで、生活の安心を持つための支援を行うものである。

例えば、背中を痛めて仕事を休んだ場合など、所得がその間減る場面において、この保険が有効に効く。

就業不能保障保険とは?

就業不能保障保険とは、病気やけがなどにより長期間にわたって働けなくなった場合に、収入の代わりとなる保険金を一定期間もしくは完治まで支給する保険である。

この保険は、入院や在宅療養、精神疾患などにより働くことが困難となったケースに対応し、一定の就業不能状態が継続することを条件に支払いが開始される。公的保障(傷病手当金など)で不足しがちな長期の収入減に対応する点が特徴である。

収入保障保険・所得補償保険・就業不能保障保険の違い

これら3つの保険は、「働けなくなったときの経済的リスクを軽減する」という点で共通しているが、適用条件・支払い方法・保険期間などに違いがある。以下の比較表で整理する。

項目収入保障保険所得補償保険就業不能保障保険
適用状況死亡や高度な障害病気やけがによる一時的就業不能病気やけがによる長期間の就業不能
保険金の支払い定額を持続支払い一定期間の補償(月額・日額)一定期間・条件付きで継続支給
保険期間予め設定した期間不就業期間に応じて補償就業不能状態が継続する期間
保険金額期間の終盤につれ減少所得に基づいて設定所得水準に応じて設定される定額給付
主な対象者家族を養う世帯主自営業・フリーランス・短期離脱リスク長期離脱に備えたい働き手(精神疾患含む)

それぞれの保険に向いている人

収入保障保険は、家族を養う世帯主に向いている。特に子どもや配偶の生活費を貯金に頼らず、手取りの収入で賄っている家庭の場合は、主裁者が死亡した際のリスクへの備えとして有効である。

所得補償保険は、自営業者やフリーランスの人、短期間の不就業により所得が大きく減る人に向いている。常勤社員でも一部の職業には入院時に所得が無くなることがあるため、そういった場合に備える意味でも有用である。

就業不能保障保険は、長期にわたる病気やけが、または精神疾患による就業不能リスクに備えたい人に向いている。特に、公的保障だけでは不十分な高所得者や、住宅ローンの返済など継続的な支出がある人には適している。

炎ノ介🔥

個人的にこれらの保険への加入はお勧めしない。保険とは、確率は低いが発生した場合に大きな損失となるリスクに備えるための手段であり、それ以外の事態には日頃の貯蓄で対応するという考え方が基本であることを忘れないようにしたい。

まとめ

収入保障保険・所得補償保険・就業不能保障保険は、一見似ているように思われるが、適用される場面も保険金の給付方法も異なる別物である。これらの違いを正しく理解し、自分の生活状況や家族構成、職業等に合わせて適切な保険を選択することが大切である。この記事を参考に、資金のリスクマネジメントを行い、心の安心を確保した生活計画を立てよう。

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