はじめに
本記事では、2026年2月時点における投資信託の各銘柄の資産額を整理するものである。前回公開は2025年12月12日であり、約3か月ぶりの定点観測となる。この間、相場環境だけでなく保有銘柄の入れ替えも実施しているため、単純な増減比較ではなく「構成の変化」も含めて確認する必要がある。
現在は積立を停止し、保有資産の運用のみを行っている。したがって、新規資金の流入による増加ではなく、市場変動およびリバランスの結果がそのまま数字に反映されている状況である。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の資産額と評価損益
2026年2月時点の評価額は 49,172,593円 である。前回(2025年12月12日)の49,308,949円から ▲136,356円 の減少となった。
評価損益は +19,982,602円、騰落率は +68.48% である。評価額自体はほぼ横ばいで推移しており、3か月という期間を考えれば大きな変動はない水準といえる。
主力銘柄である以上、資産全体への影響は依然として大きい。指数そのものが調整局面に入ればその影響は避けられないが、現時点では想定レンジ内の推移である。
炎ノ介🔥金額が約5,000万円規模になると、日々の数十万円の増減はもはや誤差の範囲と感じる段階に入っている。
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(除く日本)の資産額と評価損益
2026年2月時点の評価額は 25,328,928円 である。前回の24,707,881円から +621,047円 の増加となった。
評価損益は +2,328,928円、騰落率は +10.13%。株式が横ばい圏で推移する中、債券部分が堅調に積み上がった形である。
なお、期間中に特定口座で保有していた楽天VTIを売却し、その一部を先進国債券へ振り向けている。したがって純粋な値上がり分だけではなく、資産移動の影響も含まれている。
炎ノ介🔥アクセル役の株式とブレーキ役の債券。この二本柱が崩れていないかを確認することが最優先である。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の資産額と評価損益
2026年2月時点の評価額は 4,297,401円 である。前回の4,277,360円から +20,041円 と小幅な増加にとどまった。
評価損益は +2,581,402円、騰落率は +150.43%。長期保有の成果は維持されているが、今回は一部売却を行っているため、純粋な市場上昇のみで増えたわけではない。
ポートフォリオ内での比率は以前よりやや低下しているが、米国株式への広範な分散という役割は変わっていない。
炎ノ介🔥VTIは「全米まるごと」という思想そのものが価値であり、短期の上下は本質ではない。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の資産額と評価損益
今回新たに登場した銘柄が eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) である。2026年2月時点の評価額は 1,226,269円、評価損益は +27,269円、騰落率は +2.27% である。
これはNISAつみたて投資枠で保有していた「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」を売却し、乗り換えた結果である。S&P500単体から全世界株式へと分散範囲を広げる判断を行った。
米国偏重から一歩引き、世界全体の成長を取り込む構成へと微調整した形である。
炎ノ介🔥指数の一本化ではなく、思想の再確認としてのオルカン導入である。
銘柄入れ替えと純金上場信託(1540)について
NISA成長投資枠で保有していた「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」は全額売却した。その代わりに購入したのが 純金上場信託(1540) である。
ただし、1540はマネーフォワードME上では株式(現物)として登録されているため、本記事で使用している投資信託のグラフには表示されていない。したがって、今回のグラフはあくまで「投資信託部分のみ」の推移である点に注意が必要である。
NASDAQ-100という成長特化型指数から、金という実物資産へ一部を振り向けたことになる。株式との相関を下げる意図を持った構成変更である。
炎ノ介🔥資産クラスをまたぐ変更は、リターン最大化よりも安定性重視のシフトといえる。
銘柄比率の構成について
2026年2月時点の投資信託(本記事対象銘柄)の合計は 80,025,191円 である。
概算構成比は以下のとおりである。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):約61%
・eMAXIS Slim 先進国債券(除く日本):約32%
・楽天VTI:約5%
・eMAXIS Slim 全世界株式:約2%
株式比率は依然として高いものの、NASDAQ-100売却および金ETF導入により、ポートフォリオ全体としての値動きは以前より緩やかになることが想定される。
炎ノ介🔥数字以上に「何を持たないか」を決めた点が今回の本質である。
グラフで見る推移:過去1年の資産曲線
過去1年のグラフを見ると、途中に大きな下振れがあるが、これは市場急落ではなく銘柄入れ替えに伴う資産移動の影響である。その後は緩やかな右肩上がりを維持している。
投資信託部分だけを見ると一時的に減少しているように見えるが、実際には金ETFへ移動しているため、資産全体が減少したわけではない。
炎ノ介🔥グラフは切り取る範囲によって印象が変わる。全体像を常に意識する必要がある。
まとめ
2026年2月時点の投資信託資産は、前回2025年12月から大きな急増はないものの、構成面では明確な変化があった。S&P500中心という軸は維持しつつ、オルカン導入と金ETF追加により分散を強化した形である。
運用フェーズにおいては、資産額そのものよりも「どのリスクを取り、どのリスクを外すか」が重要である。今後も定期的に公開し、構成の変化と数字の推移を淡々と記録していく。

