2025年8月29日時点における筆者の投資信託ポートフォリオの構成を公開する。今回は、前回公開した8月22日から1週間後の時点での保有ファンドの評価額と損益状況をまとめた。


このポートフォリオは年金(iDeCo)や現金といった他の資産を除いた、楽天証券で保有する投資信託のみに限定している。資産取り崩しフェーズに入った今、リスク資産と安定資産のバランスはますます重要になっている。特に米国株式中心だったこれまでの構成を見直し、徐々に債券比率を上げていくことで出口戦略に備える段階に入っている。
以下、各ファンドの資産額と評価損益を詳しく見ていく。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評価額と損益
2025年8月29日時点での評価額は44,626,954円、損益は14,626,955円、騰落率は48.76%となっている。8月22日時点の評価額は44,197,504円だったため、1週間で429,450円の増加となった。
S&P500に連動するこのファンドは、長期的な安定成長が期待できる優良資産であり、筆者のポートフォリオにおける最大比率を占めている。
今後も完全に手放すことは想定していないが、出口戦略の一環として一部利益確定を視野に入れている。


成長性と安定性を兼ね備えた主力ファンド。軸を残しつつ取り崩す判断も視野に。
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(除く日本)の評価額と損益
評価額は23,008,172円、損益は8,172円、騰落率は0.04%である。8月22日時点の評価額は23,084,986円であり、1週間で76,814円の減少となった。
このファンドは7月下旬に楽天・全米株式インデックス・ファンド(特定口座)を売却し、その代替として購入した債券ファンドである。値動きは小さいものの、株式と比べて価格変動が穏やかであり、取り崩しフェーズにおける資産の安定性を補完する目的で組み入れている。
直近のパフォーマンスは横ばいだが、それがむしろ債券の本来の役割を果たしているといえる。


安全資産としての期待を込めた新戦力。評価額より安定性に注目。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の評価額と損益
NISA口座で保有している楽天VTIの評価額は3,793,238円、損益は2,077,239円、騰落率は121.05%となっている。8月22日時点では3,747,121円であり、1週間で46,117円の増加である。
NISAの非課税メリットを活かすべく、購入当初から売却せずに長期保有してきたファンドである。少額ながら、パフォーマンスは極めて良好であり、ポートフォリオ全体の成績を底上げしている。
このファンドについては、引き続き売却は検討せず、長期保有を基本方針としている。


NISA枠は高パフォーマンスを非課税で享受できる貴重な枠。継続保有が基本。
楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンドの評価額と損益
NISAの成長投資枠で保有している本ファンドの評価額は2,496,524円、損益は96,523円、騰落率は4.02%となっている。前回8月22日時点では2,464,111円だったため、1週間で32,413円の増加である。
こちらも乗り換えから1ヶ月ほどしか経っていないファンドであり、値動きの激しいNASDAQ指数を考えれば、短期でプラス圏を維持している点は評価に値する。
現時点では保有比率を大きくする予定はないが、今後の市場動向を見ながら柔軟に対応していきたい。


短期でプラス圏に乗せている点に注目。少額ながらも今後の展開に期待。
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンドの評価額と損益
NISAのつみたて投資枠で保有している本ファンドの評価額は1,377,694円、損益は78,695円、騰落率は6.06%である。前週8月22日時点は1,364,355円だったため、13,339円の増加である。
こちらも7月に乗り換えたばかりの新規組み入れファンドであり、まだ運用期間は浅い。しかし、S&P500連動型でありながらすでに6%以上の含み益が出ているのは好材料である。
同じ指数に連動するeMAXIS Slimとの重複はあるが、運用会社の分散とリスクヘッジの観点から保持している。


重複を恐れず、異なる運用会社の活用でリスク分散を図る。
グラフで見る推移:直近3か月の資産曲線
記事冒頭に掲載したグラフは、直近3か月間の資産推移を表している。8月下旬に一時的に大きく下振れした箇所があるが、これは資産の一部を現金化した際の一時的な現象であり、実質的な評価損ではない。
このような取り崩しタイミングでのグラフの急変動には注意が必要である。


ふきだし:グラフの急落は売却処理に起因。実際の下落と混同しないように。


まとめ
2025年8月29日時点での投資信託評価額は合計で約75,302,582円となった。前週8月22日時点の合計は75,858,077円であり、差額はマイナス555,495円となる。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が最大の構成比率を維持しつつ、先進国債券インデックスが新たな安定資産として台頭してきている。
出口戦略の視点からは、今後もこうしたリスク資産からのリバランスを継続しながら、資産全体の寿命を意識したポートフォリオ運用を行っていく方針である。
