金融資産(2026年1月)はいくらだった?

資産公開
目次

はじめに

毎月恒例の金融資産公開である。2026年1月末時点の金融資産について、前月(2025年12月末)と比較しながら整理する。

現在は年金を含めてすべての積立を停止しており、完全に「運用のみ」のフェーズである。したがって資産の増減は、入金力ではなく市場環境そのものの反映である。資産形成期とは異なり、純粋にポートフォリオの構造と相場変動が結果を左右する局面に入っている。

さらに1月はNISA枠内で銘柄の入れ替えを実施した月でもある。単なる評価額の増減だけでなく、戦略面の変化も含めて振り返る。

資産

2026年1月末時点の金融資産合計は、96,930,000円であった。前月2025年12月末は97,467,598円であったため、537,598円の減少である。率にして約0.55%のマイナスである。

マネーフォワード ME

内訳は以下の通りである。
上記の画面キャプチャと数字に若干の差異があるがタイミングのズレのためご容赦いただきたい。

・預金・現金・暗号資産:5,483,200円
・株式(現物):2,617,670円
・投資信託:79,089,046円
・年金:9,725,034円
・ポイント:15,050円

12月は以下であった。12月分の記事が抜けていたので敢えて明記する。

・預金・現金・暗号資産:4,772,319円
・株式(現物):0円
・投資信託:83,016,151円
・年金:9,658,498円
・ポイント:20,630円

投資信託が約392万円減少し、株式(現物)が約261万円増加している。これは単なる相場下落だけでなく、NISA枠内での売却・買付による構成変更が影響している。

また、現金が約71万円増加している点も注目である。これは銘柄整理後の余剰資金をあえて現金に割り当てたためである。

投資信託の状況

投資信託は79,089,046円である。前月2025年12月末の83,016,151円から3,927,105円の減少である。

1月はポートフォリオの再構築を行った。

まず、NISA成長投資枠で保有していたNASDAQ100を売却し、純金上場信託(1540)を購入した。株式市場とは異なる値動きをする金を組み入れることで、ポートフォリオ全体の分散効果を高める意図である。

さらに、NISAつみたて投資枠で保有していた楽天S&P500を売却し、オルカンを購入した。米国集中から全世界分散へと軸足を移す形となった。

背景には、指数の重複や構成の分かりにくさを解消し、より明確な資産配分にしたいという意図がある。複数の似た商品を保有することは一見分散のようでいて、実質的には同質リスクの積み上げになりやすい。

現在はコア部分を整理し、ETF中心に再構築を進めている段階である。投資信託残高が大きく減少しているのはそのためであり、単純な評価損拡大ではない。

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似た性質の銘柄を減らすことも立派なリスク管理である。

株式(現物)の状況

株式(現物)は2,617,670円である。前月は0円であったため、純増となっている。

これはNASDAQ100売却資金の一部を用いて純金上場信託(1540)を購入したことによるものである。金はインフレ耐性や有事の際のリスクヘッジ資産としての役割が期待される。株式市場と必ずしも同方向に動かない資産を組み入れることで、ポートフォリオ全体のボラティリティ抑制を狙っている。

株式(現物)という区分ではあるが、実質的にはコモディティETFであり、株式リスクとは性質が異なる点が特徴である。

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異なる値動きを持つ資産を一つ加えるだけで全体の安定度は変わる。

年金(iDeCo)の状況

年金資産は9,725,034円で、前月比約66,000円の増加である。

積立は停止しているが、運用益により緩やかに増加している。年金部分は基本的に長期前提であり、短期の相場変動で動かすことはない。

資産全体に占める割合は約10%である。60歳以降まで引き出せない資金であるため、流動性はないが、その分心理的に「触らない資産」として安定装置の役割を果たしている。

FIRE戦略上、将来受給できる年金はセーフティネットであり、リスク資産をやや高めに保有できる背景でもある。

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引き出せない資産は暴落時の心の支えになる。

現金・暗号資産・その他

預金・現金・暗号資産は5,483,200円である。前月より約71万円増加している。

これは前述の通り、投資信託売却後の余剰資金をあえて現金として残したためである。現在の総資産約9,693万円に対し、現金比率は約5〜6%である。

生活費を年間300万円と仮定すると、現金のみで約1.8年分である。十分とは言えないが、必要に応じてリスク資産を取り崩す前提なので許容範囲である。

ポイントは減少しているが誤差の範囲である。

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現金は攻めのためではなく守りのために持つ。

今後の方針

1月は構造改革の月であった。指数の重複を整理し、ETF中心へ移行し、余剰資金を一部現金化した。

今後は過度に銘柄を増やさず、シンプルな構成を維持する方針である。積立を行っていない以上、売買は戦略的意図が明確な場合のみに限定する。

目標は1億円到達であるが、数字そのものよりも、どのような状態で到達するかを重視している。レバレッジや集中投資での到達ではなく、再現性のある資産配分での達成を目指す。

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目標額よりも到達プロセスを管理する。

まとめ

2026年1月末の金融資産は96,930,000円であった。前月比約54万円の減少である。

しかし今月は単なる評価額の変動ではなく、NISA枠内での銘柄整理という戦略的転換があった。NASDAQ100を売却して純金上場信託(1540)を購入し、楽天S&P500を売却してオルカンへ移行したうえで、余剰資金を現金へ振り分けた。

資産は減少したが、構造はよりシンプルになった。運用フェーズにおいて重要なのは、増減に一喜一憂することではなく、自分のポートフォリオが意図通りかどうかである。

来月は再び増加に転じるかもしれないし、さらに減少するかもしれない。しかし戦略が一貫していれば、短期の揺れは問題ではない。FIREに向けた土台作りは、静かに続いている。

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