日本人の毎月の平均サブスク代はどれくらい?

サブスク
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サブスクとは何か

サブスクリプション、略してサブスクとは、定額料金を支払うことで商品やサービスを一定期間利用できるビジネスモデルである。元々は新聞や雑誌の定期購読に使われていたが、現在では音楽、映像、食材、アプリ、衣服に至るまで、さまざまな分野に広がっている。生活の多様化やデジタル化が進む中、ユーザーの価値観も変化し、「所有から利用へ」という流れに沿ってサブスクが浸透してきた。

日本人の平均サブスク利用額の実態

2024年にMMD研究所が実施した「2024年サブスクリプションサービスに関する調査」によると、日本人が毎月支払っているサブスク代の平均は約4,500円程度であった。もちろんこの金額は年齢層や世帯構成、ライフスタイルによって大きく変動する。たとえば20代の独身世帯では音楽や動画配信サービスへの支出が多く、平均で6,000円を超えるケースもある。一方、60代以上では新聞や趣味系のサブスクが中心で、平均2,000円前後に収まっていることが多い。

また、都市部と地方でも差がある。地方では地上波放送の充実などにより動画配信へのニーズが比較的低く、反対に都市部ではNetflix、Hulu、Spotify、Amazon Primeなど複数サービスを併用する傾向が強く、月額1万円を超える世帯も珍しくない。

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人気のサブスクとその料金

代表的なサブスクの一例として以下のようなものが挙げられる。

  • 動画配信系:Netflix(1,490円〜)、Amazon Prime(600円)、U-NEXT(2,189円)
  • 音楽配信系:Spotify(980円)、Apple Music(1,080円)
  • 書籍・マンガ:Kindle Unlimited(980円)、コミックシーモア読み放題(1,480円)
  • 食材宅配系:Oisix(週1回コース:月額5,000円前後)
  • 美容・ファッション:airCloset(7,800円)、MEZON(ヘアケア定額プラン:10,000円〜)
炎ノ介🔥

これらを複数契約している人も多く、「気づいたら毎月2万円以上払っていた」というケースも珍しくない。

年代別・世帯別のサブスク傾向

20代〜30代:デジタルネイティブ世代

この層は音楽、動画、ゲーム、電子書籍などデジタル系のサブスク利用率が高い。また、自己投資の一環としてオンライン学習サービスやフィットネスアプリの利用も多い。

  • 例:Udemy(1,500円〜)、LEAN BODY(980円)
  • 月平均支出:5,000〜8,000円

40代〜50代:子育て世帯・安定志向

家計のバランスを重視しつつも、家族向けのサブスクや健康・教育系のサービスを取り入れる傾向がある。

  • 例:進研ゼミ(子ども用:月額2,980円〜)、食材宅配(5,000円前後)
  • 月平均支出:4,000〜6,000円

60代以上:趣味・教養型サブスクが中心

テレビの補完として動画配信サービスを取り入れたり、趣味の講座などを定期購読するパターンが多い。

  • 例:NHKオンデマンド(990円)、サライ電子版(880円)
  • 月平均支出:2,000〜3,500円

サブスクに潜む「ムダ」とその見直しポイント

多くの人がサブスクを「便利」と感じて利用している一方で、「なんとなく続けている」「使っていないのに解約していない」というサービスも意外と多い。調査によると、月額1,000円以上のサービスを半年以上未使用で放置している人は全体の28%に上る。

チェックポイント:

  • 使っていないサービスは即解約
  • 複数の同系統サービスは一本化
  • 無料期間の終了前にカレンダー通知を設定
炎ノ介🔥

筆者の知人も過去に3つの動画サービスを併用していたが、実際に観るのは1つだけと気づき、2つを解約したことで月額約3,000円の節約に成功した。

サブスクの活用で生活の質は上がる?

上手にサブスクを活用すれば、生活の質(QOL)の向上にもつながる。たとえば、音楽配信を使えば通勤中に気分を上げられ、食材宅配サービスで買い物時間を短縮できる。自己投資としての学習サービスも、時間とお金を有効に使う方法と言えるだろう。

ただし、「サブスク依存」には注意が必要である。毎月の固定費が膨れ上がると、本来の目的を見失いがちだ。定期的に見直しを行い、本当に価値を感じるものだけに絞ることが賢明である。

まとめ

日本人の毎月の平均サブスク代は約4,500円とされているが、実際には個々の生活スタイルによって大きく異なる。複数のサービスを契約することで月額1万円を超えるケースもあり、便利さの裏にムダも潜んでいる。

自分の利用状況を定期的に振り返り、不要なサービスは潔く解約する勇気が必要だ。サブスクは上手に使えばQOLを高めるツールであるが、使いすぎれば家計の圧迫要因にもなる。「本当に必要か?」を問い続けることが、賢い利用への第一歩である。

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