住宅ローンの平均年間返済額
住宅ローンは長期にわたり家計に影響を与える大きな支出であるため、その平均的な返済額を知ることは非常に重要である。国土交通省のデータによれば、日本全国における住宅ローンの平均年間返済額は以下の通りである。
全国の平均値
住宅ローンの全国平均年間返済額は住宅の種類により異なる。以下はそれぞれの全国平均である。
- 注文住宅:174万円(約14.5万円/月)
- 中古住宅:99万1000円(約8.3万円/月)
主要地域の平均値
住宅ローンの返済額は地域によっても大きく異なる。地価の高い都市部では返済額が上昇する傾向にある。以下に主要3大都市圏の住宅種別ごとの年間返済額を示す。
注文住宅
- 首都圏:199万9000円(約16.7万円/月)
- 中京圏:180万1000円(約15.0万円/月)
- 近畿圏:140万8000円(約11.7万円/月)
分譲住宅
- 首都圏:139万4000円(約11.6万円/月)
- 中京圏:131万2000円(約10.9万円/月)
- 近畿圏:134万2000円(約11.2万円/月)
中古住宅
- 首都圏:108万9000円(約9.1万円/月)
- 中京圏:95万3000円(約7.9万円/月)
- 近畿圏:97万1000円(約8.1万円/月)


首都圏では全体的に返済額が高く、住宅価格の高さがその背景にある。一方で、中京圏では比較的返済額が抑えられている。
住宅ローンの全国平均の返済額の推移
住宅ローンの返済額は年々変動しており、金利や住宅価格の変動に大きく影響される。以下は注文住宅における全国平均年間返済額の推移である。
| 年度 | 年間返済額(万円) | 月額換算(万円) |
|---|---|---|
| 平成30年度(2018年) | 116.5 | 約9.7 |
| 令和元年度(2019年) | 123.2 | 約10.3 |
| 令和2年度(2020年) | 124.7 | 約10.4 |
| 令和3年度(2021年) | 139.4 | 約11.6 |
| 令和4年度(2022年) | 174.0 | 約14.5 |


このデータからも分かるように、近年は返済額が急上昇しており、住宅購入時のローン負担が大きくなっていることが明白である。
実際の住宅ローン返済額
私の実際の住宅ローン返済額は、首都圏の分譲住宅で145万5,540円(約12.1万円/月)なので平均よりも約6万円(約5千円/月)ほど高い結果に。


ちなみに、私の住宅ローン残高は以下の記事で公開しているので、興味がある方はどうぞ。


まとめ
住宅ローンの平均年間返済額は全国で注文住宅が174万円(約14.5万円/月)、中古住宅で99万1000円(約8.3万円/月)となっている。地域別に見ると、首都圏では200万円近くに達しており、地価や住宅価格の高さが大きく影響していることが分かる。過去5年間の返済額の推移を見ると、特に2021年から2022年にかけて急激に増加しており、今後の住宅ローン計画には慎重な検討が求められる。
これから住宅ローンを組む予定がある場合、自身の収入やライフプランに照らし合わせて無理のない返済計画を立てることが重要である。また、すでにローンを返済中であれば、他者の平均と比較して自分のローンがどのような位置にあるのかを確認し、必要に応じて繰上げ返済や借り換えといった選択肢を検討するきっかけにもなるであろう。

